大道芸人
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路上や公園、歩行者天国などで、特別な芸を見せて、観客の投げ銭で収入を得る。戦後直後までは、南京玉すだれや猿回しなどの曲芸、ガマの油売り、バナナのたたき売りなどの口上売りがさかんに行われていたが、近年は路上風俗の規制が強化され、多くの自治体では禁止されている。ただし、2002年に東京都は「ヘブンアーティスト」の資格制度を開始し、審査を通過した大道芸人が都内の公園や都営地下鉄の駅構内などで活動、投げ銭をもらうことも認められている。この1年間で、ジャグリングやパントマイム、中国雑技などのパフォーマンス部門と、南米音楽やオカリナなどの音楽部門あわせて246組が資格を取得した。静岡県や横浜市では、年に数回、大道芸大会を開催している。プロの大道芸人に弟子入りして技を磨くのが一般的だが、大道芸塾などで学ぶ道もある。ただ大道芸だけで生計を立てられるのは一部の人で、多くの芸人はアルバイトをしながらというのが実状だ。
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