旅芸人
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日本各地を旅し、芸を見せて身を立てる芸能者。演劇や大道芸などさまざまな種類があるが、巡業する大衆演劇を「旅役者」とか「旅の一座」という。基本的に拠点を持たず、九州、関西、関東などと全国を回り、1カ所に1、2カ月単位で滞在し、各地の芝居小屋や公共施設などで公演する。内容は新劇や歌舞伎を中心とした演劇が多い。舞台上の華やかさにくらべて地道な生活を送る人たちが大半を占めるが、なかにはテレビに出演するようなスターもいる。基本的には役者の子供や親類、懇意の観客の子供を団員とするが、一座に入りたいという強い希望を持てば、門戸は閉じられてはいない。実際、からだが不自由で役者にはなれないが、熱意を認められ裏方として働いている人もいるし、とにかく情熱と根気、それさえあれば学歴など余計なものはいっさいいらないと、ある座長は語る。
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