舞台衣装
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舞台演劇やテレビドラマ、映画などに使われる衣装をそろえる。大手の衣装会社がいくつかあるので、その社員になるのが一般的だ。普段の仕事は衣装会社から劇団やテレビ局に衣装係として派遣され、劇団やテレビ局に常備してある衣装で対応することが多い。また、オペラであれば、カルメン用や椿姫用とジャンル分けをして衣装のストックを持っている会社もある。時代考証などの知識は大切で、スーツ1つをとっても、このボタンはこの年代にはおかしいとチェックする能力も必要とされる。ときには芸能人や映画監督、または衣装デザイナーに信頼され、その専属になる場合もある。大手の衣装会社には衣装製作部門もあるが、基本的には、製作は下請け業者に発注する。舞台や番組にスケジュールを合わせる忙しい仕事だが、自分たちの用意した衣装が舞台の上で活躍する姿を見る喜びが、この仕事を支えている。
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