文楽の技芸員[大夫・三味線・人形遣い]


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日本伝統の人形劇である文楽に関しては、1972年に伝統芸能伝承者養成所でコースが開設された。現在第19期生が研修を修了し、大夫8名、三味線10名、人形遣い20名がプロになっている。その数は文楽技芸員全体の44%にあたる。研修する科目は、義太夫、三味線(太棹)、人形遣い実技、日本舞踊、胡弓、謡曲、箏曲、狂言、作法、講義、見学などで、応募資格は中学卒業以上23歳までの男子となっている。募集人員は明記されていなくて、若干名ということ。国立文楽劇場で、2年おきの1月から3月に一般公募し、4月上旬に簡単な実技試験と面接および健康診断を経て、研修開始後6カ月以内に適性を審査し、正式に合否を決定し、専攻(大夫・三味線・人形遣い)を決める。

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