テレビ俳優
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現実的には俳優の仕事の多くはテレビに依存しているにもかかわらず、「映画俳優」「舞台俳優」といういい方はしても、「テレビ俳優」といういい方はしない。このことはごく限られた番組を除けば、テレビドラマでは素人のなかから俳優を発掘し育てることが、皆無に近いことと関係するかもしれない。主役、準主役クラスで登場する人も、最初に世に出たのは舞台や映画だったり、歌手やモデルとしてデビューしていたりすることが多い。キャスティングの前提として、ある程度の人気や知名度を求められるのだ。一足飛びにドラマに出たいというのなら、ごく一部の番組が実施するオーディションに賭けるしかない。さらに「どんな役でもいいからテレビドラマに出たい」というだけなら、多くの出演者を出している劇団に入るのもいいかもしれない。
<< 編集部の職業解説 >>
俳優とは演劇・映画・テレビドラマなどにおいて、登場人物を演じる職業をいう。俳優に必要なのは「演技力」であるが、非常に評価が難しい。ただし、演技力を身につけるための基礎のひとつとして体力があげられるかもしれない。演技をするためには、筋力、瞬発力、心肺機能といった体力を鍛える必要がある。発声や演技動作は、すべて体力によって支えられるからだ。もうひとつは知力。たとえば台本を読んで理解し、役作りを行うためには、国語の読解力とそこから演技のイメージをふくらまし、プランを練り上げていくことも不可欠な要素である。さらに「1人の人間を演じることは、その人間の人生を背負うこと」というくらいの気構えを持つことも重要だ。俳優を生業としている人の数を把握することは困難ですが、日本俳優連合に加入している俳優だけで約2800人にのぼります。（※1）
※1 日本俳優連合ホームページより
売れっ子俳優の場合、1時間ドラマ1本のギャラが200～300万円として、1クール12本出演してトータル3000万円程度。また収入の柱であるCMは、旬の俳優ともなると1本の契約料が5000万円以上になります。もっとも、これはプロダクションに支払われる額で、そこから俳優にいくら入るかは契約によりさまざまです。（※1）
※1『これが年収だ!!』長崎出版よりp73
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【大人に聞く】役者になりたいのなら、劇団が一番でしょうね。プ・・・マネージャーさん／芸能マネージャー
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【大人に聞く】ボイトレで発声を学ぶとか、部活でまず演劇部に・・・はなさん／制作デスク
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