音響効果


<< 書籍「13歳のハローワーク」の職業解説 >>

音響効果撮影の後、撮影・編集済みのフィルムの、音を整えたり、あるいは音を付け加えたりして、映画を完成させる作業を行う。その作業に必要な効果音を、新しく作る。映画にとって音は非常に重要で、映画全体の質が効果音のリアリティと質に左右されることがある。現実にはない音、たとえば『ジュラシック・パーク』のティラノザウルスの鳴き声などを、いろいろな現実音を組み合わせたり、シンセサイザーで新しく作り出したりする。映画関係の専門学校を出て、助手から始めるのが一般的だが、録音部から音響効果の仕事に移る人もいる。撮影所全盛時代には、職人肌の効果音専門家がいたが、今では、音響学科のある大学や、音響学のカリキュラムのある専門学校を出ていて、コンピュータによる音作りの得意な人が求められるケースが増えている。

この職業解説について、感じたこと・思ったことなど自由に書き込んでね。

わからないこと・知りたいことは、働いている大人に聞いてみよう!

次はこんな職業も見てみよう!