日本舞踊家(にほんぶようか)


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舞踊家として舞台に立つほか、弟子を取り、日本舞踊を教える。教えるためには、師範の免状を取得しなければならない。現在日本には西川流、藤間流、花柳流など伝統的な流派があり、そこから分かれた新しい流派はおよそ120にものぼる。関西を中心にした舞踊は上方舞と呼ばれ、京都には舞妓が習う京舞がある。それぞれが免状を出しているが、師範の立場になるには少なくとも10年以上かかるといわれる。また、小学校に上がる前から稽古を受けていないと大成するのはむずかしいともいう。自宅の舞台で教えることが多く、舞台をつくれるだけの広い家が必要になってくる。子供のころから日舞を習い、所作を身につけるということは、最近少なくなってきた。全体的に生徒は減少傾向だが、成人になってから改めて日舞を習いたいという人が増えてきている。

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