テープリライター


<< 書籍「13歳のハローワーク」の職業解説 >>

雑誌や新聞、テレビなどの記者やライターがテープに録音したインタビューや、さまざまな会議を録音したテープを聞いて紙面に書き起こす。もしくは要約文をつくる。正しく美しい日本語を、適材適所で使いこなす力が必要だ。たとえば同じ「じじょ」という言葉でも、A新聞社では「次女」と書き、B社では「二女」と書く。その使い分けをするのも能力のひとつだ。書き起こすテープのジャンルはマスコミ、医学会、政界と広い範囲におよぶが、情報公開法の施行以来、行政関係の会議議事録を書き起こす仕事が増えている。フリーランスで仕事先を開拓する人もいるが、一般的には、テープリライター養成学校を卒業後、提携するテープリライト専門会社に所属して仕事が割り振られるのを待つ。自宅でできる作業のため、現在、担い手の多くは主婦である。基本的には歩合制で、テープリライターだけで食べていけるか否かは、各個人の知識量や仕事をこなす早さに左右される。なんといっても、自分の知らなかった世界の新しい情報に触れられるという喜びは大きい。

13hwに登録されている「仕事白書」から「テープリライター」に関連する白書をPICK UP!

この職業解説について、感じたこと・思ったことなど自由に書き込んでね。

わからないこと・知りたいことは、働いている大人に聞いてみよう!

次はこんな職業も見てみよう!