キュレーター


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展覧会の企画が主な仕事だが、開催までのすべてを取り仕切ることも。大きく分けると、美術館や博物館に学芸員として所属する場合とフリーランスの2通りがある(学芸員は資格職)。フリーの場合も、まずは展覧会やイベントの企画会社や企業の文化事業部などで経験を積むのが一般的。芸術に関する知識だけではなく、美術品を借りる交渉をしたりフリーの場合は主催する企業や美術館に企画を持ち込むので、語学力や企画力なども必要とされる。また作家を説得したり企画の資金を調達するときに、交渉能力を求められる。今までの美術館では作品の記録・管理、教育普及面の仕事など、ありとあらゆることがキュレーターの仕事だったが、90年代以降に計画された美術館では、欧米型の分業化が進んでいるようだ。

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