彫刻家
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石、木材、ブロンズや鉄などの金属、石膏などで彫刻をつくり、販売する。彫刻家への明確な道筋はないが、経験のある彫刻家に弟子入りしたり、美術大学の彫刻科に入って技術を学ぶ人が多い。彫刻に先駆けて必要になるのは、確かなデッサン力。はじめる時期が早ければ早いほどよく、若いうちから人物や動物、静物などをデッサンして力をつけるとよい。しかし、彫刻は材料費もかかるし、広いスペースがないと作品が制作できないから、彫刻家として生計を立てるのは並大抵ではない。美術の教師や講師を兼業している人が多い。買い手の多くは自治体や企業などで、公園や庭園、路上、ビルの入り口など屋外に置かれることが多くなっている。モニュメントとして、様式も幾何学的な立体の造形が増えている。美術展などで受賞すると制作依頼が増える。世界で活躍する日本人彫刻家も目立つ。
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