幼児リトミック指導員
<< 書籍「13歳のハローワーク」の職業解説 >>
リトミックとは、ギリシャ語でリズムという意味。スイスの音楽家が生み出した音楽指導法のひとつで、音楽を使いながら、子供のリズム感や集中力、創造力などを養っていく。欧米では盛んに行われており、日本でも徐々に広まってきた。日本ではリトミック関連の公的な資格はまだないが、リトミック指導員を養成する学校やカルチャーセンターのコースはたくさんある。なかには1、2年コースの本格的なものもあり、そこでは幼児発達心理学やリトミック理論、リトミックの基礎から実践までを学習できる。またこうした学校で認定資格を取得すれば、仕事を紹介してもらえるなど特典も少なくない。リトミック指導員の職場はリトミック教室、カルチャーセンターなどがメインだが、独立して開業することもできる。結婚しても、子供ができても続けられるのも魅力だ。子供好きな人のほか、音楽やバレエ、ダンスなどを習っていた人なら、そうした経験がいかせる仕事だ。
<< 編集部の職業解説 >>
音楽に合わせて、ボールやフープを使って体を動かしたり、絵を描いたりするなど、幼児の情操教育の1つとして知られるリトミックを指導する。赤ちゃんとその親を対象にしたベビーリトミックや、幼児対象の幼児リトミックなどがある。【特集:中・高校生に送る業界特集】“音楽”を仕事にしたい人に―音楽業界での働き方
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