ミュージシャン
<< 書籍「13歳のハローワーク」の職業解説 >>
ポップミュージックのソロ歌手やバンドが、レコーディングやライブコンサートをするときに、伴奏する。作曲や編曲をすることもある。楽譜が読めることが最低条件で、高い演奏能力が求められる。フリーで仕事をする人もいれば、「インペグ」と呼ばれるミュージシャン斡旋業者に登録しているケースもある。鍵盤楽器・弦楽器・管楽器奏者は、音楽大学などで専門教育を受けるのが一般的。エレクトリックギターやベースなどの電気楽器、パーカッションなどは、必ずしも専門教育の必要はないが、たとえばラテンパーカッションなどでは海外の本場で演奏経験があるとか、有名ミュージシャンと一緒にバンドを組んでいたとか、音楽的な知識や体験が豊富だとか、成功するためにはそういった付加価値が求められる。どの楽器も競争はかなり激しいので、卓越した演奏能力と同時に、コミュニケーション能力も重要で、良い人的ネットワークを持っているほうが有利である。
<< 編集部の職業解説 >>
ミュージシャンとは、プロの音楽演奏家の総称。演奏する楽器によってギタリスト・ピアニスト・ベーシストなどと呼ばれる。また活躍する場所や役割によって、レコーディングスタジオで演奏を行うスタジオミュージシャン、ステージで演奏をして観客に聴かせるライブミュージシャン、歌手のコンサートなどで伴奏を行うバックミュージシャン、バンドの足りないパートを補うサポートミュージシャンなどもある。バンドとして活動する人、ソロで活動する人などミュージシャンの活躍の形態も様々で、メジャーデビューを果たしたミュージシャン(アーティスト)は音楽事務所に所属する。セッションミュージシャンの場合、レコーディングギャラは駆け出しで時給7000~8000円程度から。コンサートツアーへの参加報酬は、25ステージ約3ヶ月のツアーで400万円程度。これらを合わせて年収1000万円を超すことも(※1)。一般にプロとして生活している人で年収300~500万円程度が普通です。(※2)
※1『将来の仕事なり方完全ガイド2』学習研究社よりp39
※2『あの人の年収がズバリ!わかる本』KAWADE夢文庫よりp79
プロのミュージシャン(歌手)になるための正攻法はありませんが、大手プロダクションやTV局が経営する音楽学校に入学する、オーディション番組や大手プロダクションが開催するオーディションに参加する、レコード会社へデモテープを持ち込む、各種コンテストに出場する、有名な歌手や作曲家に師事する、などのパターンが考えられます。(※1)
※1『つくにはBOOKS No.3 2006年版』さんぽうよりp39
【大人に聞く】どんな進路を選んでも、ミュージシャンにはなれま・・・とらおさん/トラック運転手
13hwに登録されている「仕事白書」から「ミュージシャン」に関連する白書をPICK UP!
- 林檎女史さん[ミュージシャン]
- 特定非営利活動法人レコーディング・ミュージシャンズ・アソシエイション・オブ・ジャパン
【特集:中・高校生に送る業界特集】“音楽”を仕事にしたい人に―音楽業界での働き方
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- レコーディングディレクター
- 幼児リトミック指導員
- 照明