ロウソク職人


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伝統的手法により一本一本ロウソクを手作りする。仏事のための白いロウソクや朱ロウソク、茶事で使用する数寄屋ロウソク、ほかにも絵ロウソクや巨大ロウソクなどを作る人もいる。ロウソク職人になるには職人に弟子入りして学ぶ。売り物になるものを作れるようになるまで3年、一人前になるのには早くても10年はかかるという。代々の家業を継いでロウソク職人になる人が多い。これは修業期間中は、売り物にできるものができない以上賃金を支払えないからである。また技術を習得しても、代々の家でない限りは取引先の保証がないため、職人の後継者にならなくては食べていくことは難しい。忍耐の必要な職業であるが、その反面で、伝統を守るという面白さを味わうことができる。

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