海女・海士(あま)
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潜水によって海中の魚介類(アワビ、サザエ、トコブシ、ウニ、ナマコなど)や海藻、真珠を採取する。皮下脂肪が多いといった体質的な理由などから女性が多い仕事だったが、近年はウェットスーツの普及により男性(海士)も増えている。地元の漁業協同組合に入る必要があるため、近辺で育った人間であるか、結婚などでその地域の住人の家族になっていることが必要。1年間程度の見習期間を経て一人前になるといわれている。収入は採取の量やシーズンによって幅がある。そのため男性であれば漁師と兼業、女性であれば主婦である場合がほとんどである。いったん都会で就職をしたが、戻ってきた人などが後継者になっており、人は足りているのが現状である。また、海女をしていた女性は比較的長生きすることが多く、なかには80歳を超えてなお現役で活躍している人もいるという。
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