ミミズによる廃棄物処理
<< 書籍「13歳のハローワーク」の職業解説 >>
食品会社などから出る有機性廃棄物を、ミミズにエサとして与えて処理する。また、繁殖したミミズはキロ単位で販売されるほか、その糞は栄養豊富な肥料として再資源化され、副次的な収入を得る。開業をするにはある程度の土地と、産業廃棄物処理業者の認可が必要。まだ日本ではあまり知られていない新しい職業であるが、アメリカやオーストラリアでは1970年代から試みが行われており、今後環境に優しい廃棄物処理としての需要の増加が期待できる。その容姿から毛嫌いされることの多いミミズだが、痩せた土地を肥沃に復元することのできる益虫である。ミミズに対して愛着を持つことができなければ難しい職業といえる。
【特集:13歳が20歳になるころには】環境-21世紀のビッグビジネス
この職業解説について、感じたこと・思ったことなど自由に書き込んでね。
わからないこと・知りたいことは、働いている大人に聞いてみよう!
次はこんな職業も見てみよう!
- クワガタ養殖
- 珍しい虫の養殖
- 害虫駆除