競馬調教師


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競走馬の育成、管理を行う。調教師になるには、競馬を主催しているJRAの競馬学校を出ていなくてはならない。日常的な仕事は、オーナーから預かった競走馬の育成計画を立て、厩務員にその計画に沿った食餌や訓練などを指示し、最良のコンディションでレースに出馬できるようにすること。また、オーナーの要望にかなうような子馬を牧場に探しに行き、預け先の牧場主に対して指導・指示もする。こうした競走馬育成のすべてをこなすので、何よりも馬が好きであることが必要条件。小さなころから面倒をみるので、馬には当然思い入れがあり、うまく育てるために四苦八苦することも調教師にとっては楽しいことだ。競走馬がレースで獲得する賞金が自分の収入につながるので、優勝馬を育てれば高収入になるし、オーナーの信頼を得て調教馬の数も増える。定年退職者の数に合わせて採用が行われ、毎年200人ほどが試験を受けるが、採用は4、5人という狭き門だ。

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