ランドスケープアーキテクト


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歴史的建造物や自然風景を保全したり、広場や街路などをデザイン、設計する。ほとんどが公共工事の仕事。日本ではまだ職業として確立されているわけではないが、環境保全などの意識を示すためにこう名のっている人がいる。職場としては、官公庁の都市整備課や公園緑地課、都市公団、民間の設計事務所や建設会社などがある。官公庁に進んだ場合は保全計画や緑化計画などのプランづくり、民間の場合は実際に図面を引く仕事にたずさわることが多い。大学の造園学科や園芸学科、芸術系の環境デザイン学科などを卒業していると有利だが、特別な資格は必要ない。しかし、実際には、建設部門の技術士の国家資格を取り、建設コンサルタントとして登録する人が多い。技術士の資格は、7年以上の実務経験が必要とされる。樹木や花を利用するランドスケープアーキテクトは一般の建築とちがい、植物が育ってはじめて空間が完成する。植物への愛情も忘れてはならない。

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